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SDガンダム Gジェネレーション ギャザービート 【えすでぃーがんだむ じーじぇねれーしょん ぎゃざーびーと】 ジャンル ウォー・シミュレーションゲーム 対応機種 ワンダースワン メディア 32MbitROMカートリッジ 発売元 バンダイ 開発元 ヴァンガード 発売日 2000年7月13日 定価 ソフト単品 3,990円ワンダーウェーブ同梱 5,565円 判定 良作 SDガンダム Gジェネレーションシリーズ 概要 システム その他のシステム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 続編 概要 記念すべき初のヴァンガード開発のGジェネ。 実質的には『SDガンダムエモーショナルジャム』の続編であり、同作から多くの仕様が流用されている。 『SDガンダムエモーショナルジャム』は『SDガンダムワールド ガチャポン戦士』の流れを汲んだ作品だったため、Gジェネとはかけ離れた雰囲気であった。 ならば、タイトルにGジェネと付いたからにはゲームシステムもすっかりそれ準拠になったのかと思いきや、そうでもなかったりする。 据え置き機のGジェネと異なり原作再現タイプではなく、一言で表すと『スーパーロボット大戦』のようなゲーム。作品同士のクロスオーバーを重視したゲームである。 システム 以下のシステムの大半は上記の『SDガンダムエモーショナルジャム』から流用されたシステムである。 同作でメインシステムでもあった「モブパイロットが搭乗するユニットをステージ中に生産できる」、「戦闘を仕掛けた小隊同士がサブマップに移動してそこで戦う」という要素は削除された。 スタック 最大3機のユニットでチームを組めるというもの。『SDガンダムエモーショナルジャム』では5機まで可能だったので、数は2機減らされている。 出撃時に好きなように組み合わせることが可能。そこで組まずとも、出撃後に改めて自由に組んだり、後述の散開ができる。 ただし、行動済みのユニットと組むとそれと一緒に行動済みになってしまう。 スタックを組む利点としてはまず、最大3機を1ユニット扱いとして運用できる点が挙げられる。そのため、移動させるのが非常に手軽となる。 1ユニット扱いと言っても、戦闘の際は機体ごと個別にHP(耐久力)が備わったままでなかなか全滅しない。それでいて、各々を単体で攻撃させたときよりも遥かに強烈な一斉攻撃を行える。 よって、本作では積極的にスタックを組むことが推奨される。ただし、回避率自体は下がってしまうので、1機あたりの被弾率は上がることになる。 移動力はそのスタック内で最も移動力の低いユニットのものが適用される。その為ガンタンクなどの鈍足ユニットと組んでいると機動性に欠けてしまう。 なお、モビルアーマーや大型モビルスーツは単体でしか運用できない。無論、単体でも戦えるほど強力な性能を持っている。 敵軍もスタックを組んでくる。 最序盤のザクIIであろうと3機でスタックを組むと、ガンダムに搭乗したアムロを倒してしまいかねないほどの強敵になる。 敵味方をスタック状態で戦い合わせると画面に最大6機ものユニットが登場することになり、『SDガンダムエモーショナルジャム』よりも絵面的には1機増えている。 間接攻撃 敵のスタックを強制的に散開させる手段、それが間接攻撃。これもまた、敵軍が使用することもある。 要は離れた相手を狙える「遠距離攻撃」のことであり、戦艦や一部のユニットだけが有限で使える。攻撃範囲のバリエーションはかなり多い。 スタックを散開させた時点ではノーダメージだが、1ユニット扱いだった状態から、周囲に元のユニットの数ぶんだけ散らばせられるので各個撃破の大チャンスとなる。 周囲に空きスペースが無い場合や、失敗した場合は散開まではさせられず、普通にダメージを与えるだけに留まる。 対スタック兵器による全体攻撃 敵のスタックを維持させたまま、スタックしているユニット全機を狙い撃てるというレアな武装を指す。Ζガンダムのハイパーメガランチャーなどが該当。 近接攻撃と射撃攻撃 上記のいずれにも該当しない、最もオーソドックスな攻撃。どちらも1ヘックス先(つまり隣接部分)にしか攻撃できない。 本作ではビームライフルなどがこの射撃攻撃扱いであり、本家Gジェネと比べると違和感のある部分である。 近接攻撃はビームサーベルなど。無制限に使用できるが、射撃攻撃に対して必ず後攻になってしまうという欠点がある。 以上の特徴から、貴重な間接攻撃の使い所の見極めと、いかにスタックを組んで戦うかorあえて散開するかなど、実に考えることの多いゲームとなっている。 その他のシステム 捕獲 対象となる敵ユニットがスタックを組んでいない状態かつ、HPが25%以下のところを、自軍のユニットで取り囲めば捕獲できる。 非常に残念なことに捕獲不能なユニットも存在し、敵専用のユニットも本作では少なくない。 合成 戦闘前の編成画面でのみ可能。機体にオプションパーツを装備させると、組み合わせによっては専用ユニットへと生まれ変わる。 「ガンダムG3」に「チョバムアーマー」を装備させると「RX-78NT1アレックス」になるといった具合で、原作に因んだものが多い。 新たなオプションパーツを入手することで、自動的に改造プランが増えていき、合成で生み出せるユニットが充実していく。 補給 という名前だが、実態はショップ。ポイントを使ってオプションパーツを購入できる。 IDコマンド スパロボにおける「精神コマンド」にあたるもの。「戦いは非情さ」など、名称はいずれも原作の名台詞になっている。 使用するにはSPが必要で、使用回数は有限。 交信 スパロボにおける「説得コマンド」そのもの。特定のイベントや仲間加入のフラグ立てとなっている(加えてイベントボーナス経験値も貰える)。 通信機能 ワンダースワンの赤外線通信機器「ワンダーウェーブ」と「ポケットステーション」を利用して、赤外線通信を行うことができる。 本作の育てたユニットを『SDガンダム Gジェネレーション F』のプレミアムディスク上で呼び出したり、本作オリジナルMSの3Dモデルを鑑賞できたりする。 「ワンダーゲート」(ワンダースワンとユーザーの携帯電話とを接続し、スワン側へDLCを送れる仕組み)にも対応しており、ユニットやパーツの購入が可能。ここでしか手に入らないユニットもある。 評価点 クロスオーバーによる熱いオリジナルシナリオ展開 『SDガンダムエモーショナルジャム』ともまた違ったオリジナルシナリオが展開していく。全20ステージ。 本作では『1st』をベースに、『∀』までの登場キャラクターや機体も加えたNEO一年戦争が繰り広げられる。戦闘中のイベントも豊富。 ガンダムの起動から始まり、ア・バオア・クーで終戦を迎える。敵軍の最強兵器はグロムリンであり、本作に相応しい強大な相手である。 その間、ジオン公国にロームフェラ財団が助太刀することでMSが開発されたり、フロスト兄弟がシャアにV作戦の情報を教えたり、東方不敗がグフを破壊したり、カミーユとドモンが拳を付き合わせたり……などなど。 上記とは別に、ステージ中に特定の条件を満たすことでしか進めない隠しステージも6つ存在。そこでも専用のシナリオ運びがあり、ただのボーナスステージにはなっていない。 場面によっては一枚絵まで挿入され、シナリオ演出に抜かりが無い。 ヒイロとユウの無口な二人による会話の無い通信、2週目以降でかつ特定の条件を満たした場合のみだが、ロランが女装したローラ・ローラのままで最後まで戦う等、ネタ要素も豊富。 その他の細かいイベント・隠し要素 見方を変えれば難点にもなり得るほど、本作は隠しイベントや隠し要素がかなり多い。例えば、幾つかのステージでカミーユが出撃している時、味方がアレックスかミュラーに(他にも特定条件で一部の味方が)撃墜されるとカミーユが激昂して離脱イベントが発生するが、キョウジ(本作では、何故かこのままシュピーゲルに乗っている)が出撃した状態だと、明鏡止水に目覚めて精神崩壊を免れ、強力なIDコマンドを習得する。 後述のジュドーが登場する隠しステージで、ジュドーの乗るジェガンの捕獲に成功すると、貴重なパーツが入手できる。 更に、最終ステージ直前には、該当キャラ(各作品の主役級)の中でレベルが最も高いキャラ限定の会話イベントが発生。同レベルだと、アムロ→シロー( アイナ)→クリス( バーニィ)(*1)→……といった具合の優先度がある。これがドモンだとマスターアジアの搭乗するクーロンガンダムが加入したり、コウだと最終ステージでコウがガトーに大ダメージを与えたらニナがガトーをかばったりする。 オリジナルユニットの数々 「エルメス2号機」、「ドム・グロウスバイル」、「ドム・バインニヒツ」など。 オリジナルユニットだけでなく、原作ユニットの強化版という位置付けのオリジナル機も存在している。 代表的な例としてよく挙がるのが「第08MS小隊」に登場した「ガンダムEz-8(イージーエイト)」。本来陸戦型ガンダムの改修機であるEz8は宇宙では戦闘できないのだが、改造を施され「Ez-8改」になり、宇宙戦闘が可能になる(*2)。さらに改造プランでは高機動モジュールを装備した機動力重視の「Ez-8 HMC(ハイモビリティカスタム)」 、サラミス級の主砲を装備した「Ez-8 HAC(ヘビーアームドカスタム)」にもなる。 ボリューム満点なクリア後の要素 登場する敵ユニットの数が増し、AIの思考や使用コマンドが強化された二周目「特別編」。 ただ難易度が上昇するだけでなく、ここでしか起きないイベントや新規入手可能なオプションパーツも存在する。 ゲームクリア時点での自軍(ユニット・ステータス・パーツなど)を引き継いで楽しめる「フリーバトルモード」。 本編とはまったく違う編成の敵部隊と戦えるオリジナルステージに好きなだけ挑戦できる。 原作アニメの劇中曲も収録 ハードのスペック上、そこまで良い音質ではないものの、オリジナルBGMばかりだった『SDガンダムエモーショナルジャム』に差をつけた部分である。 特に劇中曲は版権料の問題があると思われるZガンダムとゲーム作品のブルーディスティニーを除けばすべての作品に用意されており、ファースト以外の全作品の1期OP曲が採用されている。 「シャアが来る」「砂の十字架」といったガンダムゲーにおいては珍しいチョイスもある。特にF91はイメージ曲 である「君を見つめてーThe timel m seeing youー」の方が採用されている。 収録曲は豊富。次作ギャザビ2では削除された曲も多く、本作でしか聴けない楽曲も多数ある。ただし、今作にはサウンドモードのようなものはなく、大体は該当作品の主人公の参戦タイミングくらいでしか聴ける機会がないのが難点。 賛否両論点 登場人物の加入・退場はシナリオと密接に紐付いている。 例えば本作のマリオン・ウェルチは、次作のような複雑なフラグ立てこそいらないが、最終ステージでようやく仲間になるという扱い。 セイラは、特定ステージでシャアと交戦・交信させていないと終盤で離脱してしまう。 シナリオでの描かれ方は劇的だが、好きなパイロットで遊びたいプレイヤーにとっては自由度が少なく感じられてしまう。 その分をフリーバトルモードである程度は補完しているとも言えるが、当然ながら本編をクリアした時点で残留しているキャラしか使えない。 スタックを組むことで、低性能なユニットでも最前線で戦うことができる。 ユニットの運用に幅ができるのは良点だが、敵軍にも同じことが言えるので、ザコ相手でも侮れない。歯ごたえがあるぶん、頭を悩ませることになる。 問題点 難易度がやや高い。 敵エースパイロットの攻撃回避率は結構高く、スタックを組んで一斉攻撃しないとまともにダメージが入らないことも。 以前のステージを同じ周回ではプレイし直すこともできず、獲得できる経験値はカツカツ。 経験値については次作以降、ストーリー進行の合間に任意で戦闘が可能なマップを追加するという形で改善された。 また、多数のイベントが仕込まれている弊害でもあるが、フラグを立て忘れたりすると取り返しがつかなくなる要素も多く、攻略本に頼らないと全イベントの把握は困難。 作品によって扱いがあまりにも違う。 シナリオが一年戦争ベースなのもあってか、ファースト~0083辺りの時系列の作品の扱いが目立ち、それら以外の作品はやや割りを食ってる感がある。 一応主人公は登場しているが準主人公クラスのキャラクターは不在、機体に至っては主役機が登場していない作品もある。また、サブキャラもチョイスも総じて微妙な所が多い。 その最たる例とされるのがガロード(ガンダムX)。本作ではDXどころかXすら登場せず、しかも隠しキャラ扱いでちゃんと条件を満たさないと自軍に加入すらしない。 反面、フロスト兄弟は専用機のヴァサーゴ アシュタロンがそれぞれ後続機まで登場するだけでなく、最初から出番が多数用意され、果てはラスボスとして立ち塞がるなど、妙に優遇されている。 フロスト兄弟以外で登場する敵はアイムザットのみで、乗艦も何故かWのピースミリオン級。ティファに関しては加入時と最終ステージ前に一瞬登場するだけで居ないのと大差ないような状態。 他にも、愛機のVガンダムが本作に未登場とはいえ、どういうわけかケンプファーで加入するウッソ、主人公のヒイロにウイングガンダムも登場するもののそれ以外の登場人物はドクターJとデルマイユのみのガンダムW、攻略情報無しでは到達するのが非常に困難な隠しステージで登場し、そのうえ仲間にならない可能性もあるジュドー(*3)などがあげられる。 後述のジュドーが登場する隠しステージは「敵軍の全滅又はマップ左上に自軍戦艦3隻が到着」がクリア条件のマップで「自軍戦艦3隻がマップ右下に到着」というものである。当然ながらノーヒントで、攻略情報なしにこれを発見するのは不可能と言えるだろう。 強いて言うなら、該当ステージではブライトがやたら次マップへの進軍を急かし、左上への到着を繰り返し言ってくるので、ここから察するしかないが…分かるわけないだろ F91も未登場。シーブックも隠しステージでのみ登場し乗機はジェガン。ビルギットも登場するがやはりジェガンで、さらに友軍で操作もできない。該当ステージでは敵軍にクロスボーン・バンガードも登場するが後にも先にもこのステージのみの登場で、機体も名無しの一般兵のデナン・ゾンとザビーネのベルガ・ギロスだけ。このルートを通らなければ合間見えることすらない。 その一方で、ゲーム出自の「THE BLUE DESTINY」主要キャラはステージ3で必ず仲間になる上、関連イベントが全て隠しステージへ行かなければ発生しない仕様とはいえ、EXAMシステムの入手(=BD開発可能)からユウとニムバスの最終決戦まで再現されている等、映像作品を差し置いて、異様なほど扱いが良い(やはりゲーム出自のゼロは、ガロードが初登場する隠しステージでしか仲間にならない)。前述のマリオン加入といい、ヴァンガードの開発スタッフにBDファンがいたのだろうか。(*4) そして極めつけが、機体のみながら「ダブルフェイク・アンダー・ザ・ガンダム」よりDガンダムが登場。しかもGジェネF内で、原作で段階的に改良が加わった状態を再現したファースト~フォースと名付けられた同機を再現したと思われるDガンダム改というオリジナルの後続機まで登場している。 「ダブルフェイク~」自体は一応GジェネFにも登場しているとはいえ、ガンダムのコミカライズ作品としてはかなりマイナーな部類であり、前述するように映像化作品の主人公機が登場してないような状態でそれらを押しのけてわざわざ登場させるにはあまりにも謎としか言えないチョイスである。前述するフロスト兄弟やBD等々と合わせて、開発スタッフの贔屓が過ぎるとも見てとれる。 ちなみにこのDガンダム、ボールを分解して入手できるジャンクパーツとRX-78-2ガンダムを組み合わせることで作成できるので、ゲーム最序盤から使用できる。序盤の貴重な戦力であるガンダムを犠牲にしなければならないが。性能面ではジム先行量産型並のHPしかないがそこそこ高い機動力、命中率は悪く弾数も少ないが威力は高いナックルバスター等かなり個性的で尖った性能をしている 後続機の改はゲーム最終盤で入手個数も限られるハイクリアランスパーツとの開発で入手できる。開発前とは打って変わって、武装はバランス型となる。性能面ではガンダムMk-Ⅱ程度まで大幅に強化される。ただ、この機体が作れるようになった頃にはこれではかなり厳しい性能しかない。 捕獲システムも活用できる場面が少ない。せいぜい戦力が整ってない最序盤か、分解でハイクリアランスパーツが入手できるギラ・ドーガが登場する最終盤くらいでしか活用する場面がない。 そもそも捕獲できる機体自体がかなり少ない。基本的にジオン量産機しか捕獲することができず、名有りパイロットの乗る機体は捕獲できない。大量に登場して猛威を振るうアプサラス、ビルゴⅡ・Ⅲもそれぞれ捕獲不可能。 ジャブローステージのみに登場するゴッグ、ゾック、アッガイ等、コレクション的な要素もなくはないが後述するように図鑑や辞典のような機能はない為、自己満足の域を出ない。 フリーバトルモードでは通常では捕獲できないギャン改とベルガ・ギロスのみが何故か捕獲可能となるが、それ以外の機体は結局捕獲できないままである。 戦闘デモのカットや早送りなどができず、テンポが悪い。 ただし、戦闘ムービー自体は苦痛になるほど長くはない。 容量の問題か、キャラクターやモビルスーツの出典などを解説してくれる辞典機能がない。 総評 荒削りな面もあるが、「ギャザービート」系の基礎を築きつつ、ワンダースワンの特性を周辺機器ともどもしっかり活かしてみせた相当な力作。 ワンダースワン専用のため今では気軽にプレイできないところが残念だが、後述の通りリメイク作も存在し、大元のクオリティの高さをうかがわせてくれる。 続編 2001年、ワンダースワンカラーに対応した『SDガンダム Gジェネレーション ギャザービート2』が、2002年に『SDガンダム Gジェネレーション モノアイガンダムズ』が発売された。 2003年には、本作を基に当時のガンダムシリーズ最新作「機動戦士ガンダムSEED」をメインに据えてリメイクしたGBA用タイトル『SDガンダム Gジェネレーション ADVANCE』が発売されている。
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SDガンダム GGENERATIONシリーズリンク ガンダムシリーズを題材にしたシミュレーションRPG「SDガンダム GGENERATION」シリーズの一覧。 プレイヤーはクロスオーバー的にMS・パイロットを加入させてオリジナルの部隊を編成・育成し、ステージを攻略していく。 トムクリエイト制作シリーズ ヴァンガード制作シリーズ その他 本wiki取り扱い対象外 関連作品 関連リンク トムクリエイト制作シリーズ 原作の印象的な戦闘シーンを、できるだけ再現する方針を基本としている。 多数のパイロットや機体が収録されており、それを入手・育成する過程も大きな楽しみ。 機種 タイトル 概要 判定 第1世代 PS SDガンダム GGENERATION すべての始まり。CGムービーのクオリティは当時としてはレベルが高かった。 良 SDガンダム GGENERATION-ZERO 現在の『Gジェネ』のシステムのほとんどが完成。より幅広く作品を取り入れ、マイナー作品にもスポットが当てられるように。 良 SDガンダム GGENERATION-F 圧倒的ボリュームの第一世代の到達点。『クロスボーン』や『閃光のハサウェイ』の知名度を上げた作品でもある。 良 SDガンダム GGENERATION-F.I.F 『F』の拡張ディスク。原作再現とは違った多種多様なステージが売り。 良 PSP SDガンダム GGENERATION PORTABLE 収録機体数はシリーズトップ。悪名高いハロスコアや歴代最悪のUIなどシステム面で粗が目立つ。 なし 第2世代 PS2 SDガンダム GGENERATION NEO 戦闘アニメの3D化、リミットブロック等、一部システムをマイナーチェンジ。据え置き機初のクロスオーバーシナリオが特徴。 なし SDガンダム GGENERATION SEED 『機動戦士ガンダムSEED』を中心とした作品。チュートリアルを兼ねた「SEEDモード」と各作品モチーフの「GENERATIONモード」が特徴。 なし 第3世代 PS2 SDガンダム GGENERATION SPIRITS 登場作品を宇宙世紀系に限定。シナリオが復活した作品も多数。一新された戦闘アニメやフルボイス化で演出面が格段に向上。 なし PS2/Wii SDガンダム GGENERATION WARS シリーズ初のマルチタイトル。アナザー作品が復活。ハロスコアの廃止、交換等、システムが改善されて遊びやすくなった。 良 PSP/Wii SDガンダム GGENERATION WORLD オリジナルのアバターも作れる、さらに発展したシステムが特徴。ただマイナーなMS・戦艦が削除か生産登録不可に。 良 3DS SDガンダム GGENERATION 3D スパロボシリーズから精神コマンドが導入された。しかし、設計の廃止や、ユニットの大幅削除等、首をかしげたくなる点もちらほら。 なし PSP SDガンダム GGENERATION OVER WORLD システムは『WORLD』準処。シリーズ初のダブルストーリー。『G-UNIT』が久々に復活。ミサイルと格闘武器の調整により、無双プレイに歯止めをかけた。 良 第4世代 PS4/PSV/Switch SDガンダム GGENERATION GENESIS 登場作品は宇宙世紀100年までのものに限定され『SPIRITS』以来の原作追体験型に立ち返った。システム面も「SFS」などが復活、「グループ攻撃」などを追加。Switch版はDLC収録済み。 良 PS4/Switch/Win SDガンダム GGENERATION CROSSRAYS 主要登場作品は『W』『SEED』『00』『鉄血』のアナザー4系列。DLCで『G』『X』『∀』『AGE』『Gレコ』も参戦。また、Win版はこれがシリーズ初となる。 良 ヴァンガード制作シリーズ 作品の枠を越えたクロスオーバーに重点が置かれており、「ガンダム限定のスパロボ」の色合いが強い。システム面でも複数の機体で小隊を組む「スタック」や特殊効果を加える「IDコマンド」等、スパロボシリーズに近い。CROSS DRIVE以降、新作の発表が途絶えている。 機種 タイトル 概要 判定 WS SDガンダム GGENERATION GATHER BEAT 『SDガンダム エモーショナルジャム』の発展型。クロスオーバーシナリオの評価は高く、ヴァンガード制作シリーズの方向を決定付けた。 良 GBA SDガンダム GGENERATION ADVANCE 『GATHER BEAT』に追加要素を加えたリメイク。ククルス・ドアンが(文字通り)輝く。 良 WSC SDガンダム GGENERATION GATHER BEAT2 良 WSC/PS4/Switch SDガンダム GGENERATION モノアイガンダムズ シリーズ初のオリジナル主人公が登場。その搭乗機も「一つ目のガンダム」という異色作。PS4/Switch版は『CROSSRAYS』の早期購入特典で DL専売。 DS SDガンダム GGENERATION DS 『GATHER BEAT2』と『モノアイガンダムズ』を1本にまとめ、追加要素を加えたリメイク。ヴァンガード制作シリーズの集大成とも言える、良質のクロスオーバーとIF展開が魅力。 良 DS SDガンダム GGENERATION CROSS DRIVE 2007年KOTY携帯機部門次点。 タッチペンオンリーの操作にはブーイングの嵐。結果的にギャザビ系列の息の根を止めることに。 ク その他 機種 タイトル 概要 判定 Win SDガンダム GGENERATION-DA タイピングゲーム。『NEO』との連動要素あり。 本wiki取り扱い対象外 ガラケーアプリ SDガンダム GGENERATION-i (2003) SDガンダム GGENERATION-i2 (2005) SDガンダム GGENERATION-i3 (2007) SDガンダム GGENERATION-V (2004) SDガンダム GGENERATION MOBILE (2009) SDガンダム GGENERATION MOBILE NEXT UNIVERSE (2010) ガラケーアプリ (配信名には「Gジェネレーション」の名前はないがタイトル画面には記載されているもの) SDガンダム バトルインフィニティ (2004) SDガンダム ダイスジェネレーション (2005) SDガンダム アクション (2002) SDガンダム アクション2 SDガンダム アクション3 (2003) SDガンダム アクション (2003) SDガンダム アクション2 (2004) スマホアプリ SDガンダム GGENERATION TOUCH (2010) SDガンダム GGENERATION MOBILE NEXT UNIVERSE (2012) SDガンダム GGENERATION FRONTIER (2013) SDガンダム GGENERATION RE (2017) 関連作品 機種 タイトル 概要 判定 SFC SDガンダムジェネレーション 一年戦争記 スーファミターボ専用。トムクリエイト制作。Gジェネシリーズの原型。 SDガンダムジェネレーション グリプス戦記 SDガンダムジェネレーション アクシズ戦記 SDガンダムジェネレーション バビロニア建国戦記 SDガンダムジェネレーション ザンスカール戦記 SDガンダムジェネレーション コロニー格闘記 WS SDガンダム エモーショナルジャム トムクリエイト制作。『GATHER BEAT』の前身。 PS2 機動戦士ガンダムSEED DESTINY GENERATION of C.E. 『SEED』のシステムをベースにしたSRPG。 なし PS3/PSV スーパーヒーロージェネレーション コンパチヒーローシリーズの一作。『OVER WORLD』のシステムをベースにしたSRPG。 なし PS5/XSX/PS4/One/Switch/Win SDガンダム バトルアライアンス アートディンク開発によるアクションRPG。アップデートによりフェニックスガンダムがプレイアブル化。 スーパーロボット大戦シリーズ 『クロスボーンガンダム』『SEED ASTRAY』など非映像化作品が参戦した際のBGMやキャスティングは本シリーズのものがベースとなっている。 関連リンク SDガンダムシリーズ ガンダムシリーズ
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SDガンダム Gジェネレーション クロスドライブ 出版社 メディアワークス KADOKAWA(エンターブレイン) 出版年月 2007年9月 2007年10月 ISBN 978-4-8402-4035-2 978-4-7577-3771-6 税込価格 1,650円 1,760円 ゲーム概要 2007年8月9日発売。ハードはDS。
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登録日:2011/03/12(土) 23 55 45 更新日:2024/04/07 Sun 21 26 22NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 3DS DS GBA Gジェネ IDコマンド SDガンダム WS ギャザービート ゲーム シリーズ項目 ダブルアムロ テラ子安 バンダイナムコ SDガンダムGジェネレーションシリーズのうち、携帯機で発売されているシリーズを指す。 同じ「Gジェネ」の名を冠してはいるが、ゲームシステムが根本から異なり、 機体はレベル制では無く「強化(大体二段階)」 別の機体へは指定のパーツで「改造」する 各作品のキャラが一つの時間軸上に登場するパラレルワールド上のオリジナルストーリー オリジナルキャラがメインに(例外あり) スパロボの「精神コマンド」にあたる「IDコマンド」の存在 といった違いがある。 また、このシステムを本格的に採用した「ギャザービート」から取って、このシリーズを「ギャザービート系」とも言う。 ・シリーズ紹介 ◆SDガンダムエモーショナルジャム ワンダースワン用ソフト。モノクロ。 名前こそGジェネでは無いものの、上記のようなゲームシステムを持ち、ギャザービートを始めとしたシリーズに繋がるソフトである。 ◆Gジェネレーション ギャザービート ワンダースワン用ソフト。モノクロ。 専用機器とポケステを使い「GジェネレーションF」と通信することにより、FのDISC4に収録されたGジェネAction versionがギャザービートの後日談的な話に変化する。 ラスボスはごっついMA「グロムリン」 ◆Gジェネレーション ギャザービート2 ワンダースワンカラー用ソフト。ここからカラーになった。 ワンダーゲートで追加機体やシナリオを入手できるというDLCの先駆け的な要素がある。 また、本作からルート分岐が始まった。 ラスボスはギレンの駆る「グロムリン2」 ◆Gジェネレーション モノアイガンダムズ スワンクリスタル用ソフト。 遂にオリジナルキャラが登場し、更にタイトル通り、ガンダム史上稀にみるモノアイのガンダム「シスクード」が登場する。 シナリオは意外に重く、通常ルートではヒロインが死んでしまう。救われない。 スペシャルでは生存させる事が出来るが、機体の制約上シスクードでは両手に花ができない。なんでやねん。 他にもオリジナル要素として、いわゆる「はにゃーん様」が白いエルメスに乗って出てくる。実に素晴らしい。 本作は通信で機体交換ができた為、セーブが3つある事を悪用して ゼロカス量産という凶悪な行為が可能だった。敵涙目。 ◆Gジェネレーション ADVANCE GBAソフト。 地味に日本に於けるバンダイ初のGBAソフトである。無印SEEDが初参戦(但し原作ラストまでではない)。 「ギャザービート」をリメイクしたような作品で、再びオリジナルキャラの居ない作品となっている。 難易度はそれ程では無いものの、中盤は敵の硬さと自機の微妙な弱さでダレ気味。 ウイングガンダムとシャイニングガンダムには良くお世話になる。 カミーユ救済策が奇抜。 ラスボスはギャザービート時代のボス、グロムリンにゴテゴテと強化パーツを装着、自己修復機能まで付け足された「グロムリン・フォズィル」。 例によってギニアス兄さんが作った。 都合3回撃破しなければならない。 キャラクターの顔グラに違和感を持ってはいけない。そういうもんだと割り切ろう。 尚、本作のプロフィールモードはGジェネシリーズ屈指のネタ図鑑。 ライターがノリノリ過ぎである。 ◆Gジェネレーション DS 無印SEEDが原作ラストまで参戦。また放送中だったDESTINYも途中までだが初参戦。 良く練られたストーリー、充実したクロスオーバー、驚きと嬉しさを両立してくれるif展開、周回プレイの意欲を掻き立てる3つのルート、やや簡単だが爽快感を味わえるゲームバランス… 等々、シナリオを中心にプレーヤーからの評価が非常に高く良作と言われることも少なくないソフト。 無論、欠点もいくつか存在する。 前述の通り、基本的に簡単なのでゲームバランス自体は良いとは言えない(但し、終盤のオリジナル敵との戦いのように歯ごたえがあるものもある)。 1周目のプレーでは戦闘アニメをカット不可能(2周目以降は可能)。また戦闘アニメ自体は、せっかくハードがDSになったのにアドバンスから ほとんど進化していない所か一部は劣化してしまっている…等 しかし、正直、ここに挙げた欠点など些細なものと思えるくらいに長所の方が上回っているのでDSソフトをプレー出来る環境の人には是非遊んでもらいたい。 ストーリーを楽しめるという意味で、スパロボ的な要素が強い作品とも言える。 まぁ何はともあれ トリエたんちゅっちゅ ノーマたんちゅっちゅ これに限る。 モノアイガンダムズ勢も再び参戦している上、今回は両手に花ができる。ようやく報われたようで嬉しい限り。 ◆Gジェネレーション CROSS DRIVE DESTINYが原作ラストまでの本格参戦。劇場版Zの影響も一部に見られる。 前作DSの好評を受け、多くの期待を背負い発売されたのだが、 使いにくくなった改造 謎のポジション決定システム 戦闘に入ったら「攻撃しない」という選択肢がない 結果ダメージ調整が難しく、敵機を捕獲しにくい 頭が異常にデカいオリキャラ いまいちはっきりしないストーリー 前作までで見られたクロスオーバーストーリーの大幅減、しかも新規デザインのGジェネオリジナル機体も無くなった。 よって据え置きハードのGジェネのように、ある原作の再現ステージをプレーしている感が強い しかし、据え置き版と違い、好きな原作の再現ステージを自由にプレー出来るわけではない…当然、一度プレーしたステージを遊び直すことは(次の週になるまで)出来ない ボタン操作は殆ど出来ないオールタッチペン操作。 といった風に、評判の良かった前作は一体どうしたってレベルの酷さで黒歴史扱い。 今作の不評が原因なのかは不明だが、ギャザビート系列のGジェネは本作品を最後に製作されていない。うーん…。 中古価格がGジェネDSより安いことが多々ある。 ◆Gジェネレーション 3DS 機動戦士ガンダムAGEに合わせて発売された3DS用ソフト。上記のようにクロスドライブでギャザビート系列システムのGジェネは終了したため、システム上は据え置きハードのGジェネに近い。 AGE第一部と模型戦士ガンプラビルダーズが目玉。 当初はガンダムAGE-1とビギニング30ガンダムをど真ん中に置いたパッケージだったが、気が付いたら逆シャアの二人が中心の構成に変更されていた。 機体のボリュームは減ってしまったがゲームとしては中々良作である。 ◆オリジナル機体 詳細はこちらや各機の項目も参照。 Ez-8改、HMC、HAC Ez-8に魔改造を施した機体群。 改は宇宙用、HMCは軽量化してスラスターを追加した高機動軽装型、HACはサラミスの主砲×2を搭載した重装型。 ちなみにHMCは「ハイモビリティカスタム」、HACは「ヘビーアームドカスタム」の略。別に重腕は関係ない。 ジム・ジャグラー ビーム砲引っ付けたボール2基を背負ったジム。 一応レーザー通信でボールを遠隔操作して飛ばせるなんちゃってNT専用機。 ADVANCEスペシャルモードではムウが乗ってくる。 序盤では貴重な全体攻撃持ちだが、性能は心許ない。 ドムグロウスバイル/ドムバインニヒツ ドムの亜種。 グロウスバイルは大型のヒートサーベルとヒートナイフのみを装備した漢機体。 バインニヒツは脚部を大型スラスターに換装した、分かりやすく例えるとドム版ドラッツェ。 マイナーな機体だが、後にリアル頭身でガンダムウォーでカード化された。なかなか格好いいので一見の価値あり。 スーパーディアス 「Dディフェンサー」なる追加装備を装着したリック・ディアス。 要するにリック・ディアス版スーパーガンダムである。 シスクード/デスパーダ ティターンズの軍事計画「プロジェクト・セイレーネ」で開発された、ガンダム史上初の「モノアイ」を持ったガンダム達。 はいそこ、「それってにせガンダムじゃん」とか言わない タイトル「モノアイガンダムズ」の由来でもある。 シスクードは高機動戦闘が可能な迎撃機、デスパーダは対エース用の機体である。 テラ・スオーノ プロジェクト・セイレーネの根幹を担う機体。 サイコウェーブを発してマインドコントロールを行い、兵士の理性を失わせるシステム「システム・セイレーネ」の制御を行う。 通常は100m越えの大型MAだが、緊急時にはパイロット搭乗部分がMSとして脱出できる機能が搭載されている。 前述のシスクードとデスパーダは元々この機体の護衛用MSである。 ゲーム中ではヒロイン「セレイン・イクスペリ」が搭乗、「システム・ファブニール」によって能力をアインに使われつつ戦闘を行った。 センチュリオシリーズ DSにてトリエルやノーマ達「レギオン」が搭乗する機体。 ナノマシンを使って自身の武装をその場で生成できる。 羽によって等級が分かれており、ノーマのインペラトールは最上位に当たる。 トリエルの機体は最初に製造された実験機で、正式名称はセンチュリオ・トライア。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] はじめまして。クロスドライブはガノタしかやらない -- 名無しさん (2014-06-01 22 55 33) DSやって初めてアポリー爆発しろと思いました(笑) -- 名無しさん (2014-06-01 23 02 23) Gジェネアドバンスの図鑑は見てて楽しかったなwww -- 名無しさん (2014-06-01 23 26 29) ↑×3 アレはガノタでも途中でぶん投げてGジェネDSを再開するレベル -- 名無しさん (2014-06-01 23 37 51) やったことないんだけどGジェネ3Dってギャザビの系列なの?フェニックス系列は出てくるけどギャザビシリーズに出てきたオリジナル機体が一切出てこないらしいとかで据え置きの派生だと認識してたんだが -- 名無しさん (2014-06-09 20 23 07) GジェネDSのクロスボーンのBGMが凄いカッコよかった。 -- 名無しさん (2014-06-28 15 43 09) Gジェネアドバンスは好きだったな。 -- 名無しさん (2014-10-20 21 19 24) 種無印のブステ三人衆が救われるルートがあるというサプライズを行ったDS -- 名無しさん (2017-10-27 15 59 17) 3DSのラストステージのBGMとフロンタルとボリスの漢っぷりはいいが、肝心のラスボスが超手抜き -- 名無しさん (2017-11-12 01 06 53) せめて00参戦出来るまでは続いて欲しかったなぁ、ギャザビ -- 名無しさん (2018-05-10 00 31 04) 「クロスオーバー見たけりゃスパロボやるわ」って意見もよく見かけるけど、ギャザビ系列はガンダムシリーズのみの参戦だからこそというクロスオーバーが多かった印象。東方不敗門下のカミーユやククルス・ドアンなんてスパロボじゃ絶対見れないでしょ… -- 名無しさん (2018-12-21 23 13 37) クロスドライヴにて「究極のifを体感せよ!」と書いてあったが、フォウもプルもステラもことごとく死なしておいてどこが究極のifなのか・・・ -- 名無しさん (2019-11-24 10 34 14) DS -- 名無しさん (2020-11-05 11 24 47) DSの記事消えてる? -- 名無しさん (2020-11-05 11 25 11) ハイパードアンの元ネタはこれか -- 名無しさん (2022-09-07 13 46 26) 復活しないかなぁ と思ったけど開発元のヴァンガードがあんまり動いてないし無理そう -- 名無しさん (2022-09-07 22 06 01) 名前 コメント
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SDガンダム GGENERATION 3D 【えすでぃーがんだむ じーじぇねれーしょん すりーでぃー】 ジャンル ウォー・シミュレーションゲーム 対応機種 ニンテンドー3DS 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 トムクリエイト 発売日 2011年12月22日 価格 通常版 5,800円(税別)プレミアムボックス 20,086円(税別) 判定 なし SDガンダム Gジェネレーションシリーズリンク 概要 新システム 評価点 問題点 総評 余談 概要 携帯機作品だが、開発元がトムクリエイトであることからも分かるように本作は『WARS』『WORLD』の流れを汲む作品。 参戦作品は前作『WORLD』と比較するとかなり少なくなっているが、新たに『機動戦士ガンダムAGE(*1)』、『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』などが参戦している。 新システム 精神コマンド スーパーロボット大戦シリーズから導入された、使用することで様々な効果を得られる特殊コマンド(*2)。 名称も「集中」「努力」と、スパロボそのまま。効果も概ね同じ。 ちなみにスパロボシリーズのプロデューサーである寺田貴信氏からしっかりと許可をもらっている。 複座式MS 上記の精神コマンドの導入に伴い、1機のユニットにメインとサブ2名のパイロットを乗せられるようになった。 デフォルトで2人乗りができるユニットもある他、オプションパーツ「サブシート」を使うことで2人乗りが可能になる。 マイコロニー プレイヤー部隊とは別に育つコロニー。ゲーム中で様々な条件を満たすことによりポイントが上昇する。 コロニーがレベルアップする毎に様々なボーナスを得ることができる。要は前作までにあったユニットコレクションで得られるボーナス。 コードリーダー 3DSのカメラ機能を使用するシステム。本作専用のARカード及びQRコードを読み込み、ユニット(*3)を手に入れられる。 ARカードは撮影時に各機体の立体モデルが浮かび上がるようになっており、撮った写真は3DSカメラに転送可能。 追撃システム 幾つかの条件を満たすと、攻撃中にあと少しで倒せそうな時戦闘アニメの最中に追撃チャンスが発生する。この際Aボタンを押すと、リーダー機による追撃が発生し、確実に敵を撃破できる。詳しくは後述。 評価点 本シリーズの任天堂の携帯型ハードの作品で初めてボイスが付いた。 これまで任天堂携帯機で出されたヴァンガード制作シリーズから『WORLD』レベルのグラフィックに進化。背景の施設なども3Dポリゴンで描写されている。 新規機体は多くはないものの、各戦闘アニメの出来は良好。ただし、開発時期の都合か『AGE』の機体はゲーム独自の解釈が多く見られる(*4)。 既存機体の一部の演出も新規に作られており、下記の立体視も相まって見応えがある。そのほとんどは次回作にも引き継がれているが、アレックスの「腕部ガトリングガン」の演出のように本作でしか見られないものもある。 シリーズ初の3D立体視に対応。迫力が倍増し、高い評価を得た。 これによりゴッドガンダムの「爆熱ゴッドフィンガー」といった格闘攻撃はかなりの迫力が出るため、一見の価値がある。 複座ユニットの登場。 サブパイロットにレベルの低いキャラクターを乗せることで安全に育成できたり、ステータスは低いが有効な精神コマンドを持つキャラを乗せるなど運用の幅が広がった。 もちろんガロード+ティファ等、原作再現にこだわるのもありである。 追撃システムの搭載。 追撃の詳しい発生条件は「リーダー機に追撃武装が搭載されていて、使用できるENやMPが残っている」「リーダー機が未行動状態でテンションが普通以上」「リーダーエリア内にいる同一グループの機体が攻撃している」「敵の残りHPが追撃で撃破できる」ということ。 このため、戦闘マップではリーダー機を中心としたフォーメーションや行動順番が非常に重要となる。上手く使いこなせば効率的に敵を撃破できる為戦略性のアップに貢献している。また、「弱いユニットで攻撃→追撃でトドメ」といった育成にも一役買っている。 ただし、追撃は通常攻撃よりもMP消費が激しいので無闇に連発しているとリーダーのテンションが弱気になってしまう。その辺のバランスを考えたMP管理も重要となっている。 また、機体性能は低いが強力な追撃武装を持つ機体も存在している為、機体性能優先でリーダーを決めるか追撃優先でリーダーを決めるのかといった、単純に強機体に縛られないプレイヤーの好みに合わせた選択の幅が広がっている。 上記の通り追撃は戦闘アニメ中に発生するため、戦闘アニメを見る動機づけに成功している。 もっとも、裏を返せばテンポを重視して戦闘アニメを見ない場合は恩恵を受けないのだが。 『WORLD』では主役機のダブルオークアンタのみだった『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』から、サバーニャなどの他ガンダムやELSも新規収録されている(*5)。 同じく『WORLD』では年代が違うキャラクター(アムロや刹那など)は参戦作品ごとに別途スカウトする必要があったが、本作では大半が容姿変更式になっている。 全キャラクターがスカウト可能。 一般兵やELS、ラスボスを除いた全ての登場キャラクターをスカウトできる。ミハル・ラトキエやマリナ・イスマイールといったシリーズ初登場のキャラの他にも、コンスコンといった誰得と思えるようなキャラまでスカウト可能。 問題点 画面を切り替える毎にローディングが発生する。さほど長いわけではないのだが、いちいち入るため地味に鬱陶しい。 参戦作品・ユニットの大幅な減少。 『センチネル』『閃光のハサウェイ』などの非映像作品の他にGジェネオリジナルのMSも軒並み削除された。 公式サイトで 紹介されていたはずの機体が影も形もなかった事は批判が大きい。ちなみにサイトの当該部分は後にひっそりと削除された。 特に酷いのは『SEED』と『ΖΖ』。『SEED』は前期主役機であるストライクガンダムがいない。それどころか地球連合軍のMSがストライクダガーしかおらず、『ΖΖ』もΖΖガンダム、キュベレイ系、クィン・マンサのみと少なすぎる。 これらの作品のキャラクターだけは豊富に登場しているため、ブーステッドマン3人衆は未来の機体である『DESTINY』のセカンドシリーズに乗って来るし、ネオ・ジオンの士官に至っては乗機がみんなガザCである(*6)。 主役機とライバル機しかいない『F91』や『G』に『X』、後期ガンダムが出ていない『W』(*7)と言った作品もあるが、これらはキャラクターも減らされているため(バランス面では)そこまで問題にならない。 この他、ガンダムF91やデスティニーガンダムなどの最大稼働形態も廃止され、武装演出に組み込まれる形となっている。 「設計(*8)」「交換」が廃止された。その為、新ユニットの登録は開発をしまくるか、捕獲した機体を登録するしかない。 その代わりに開発ルートが大きく短縮されており、世界観を跨いだ開発ルートも採用されている。このおかげでV2ガンダムなどの従来では開発に手間がかかっていた高性能機体も、割と序盤から入手できるようになった。 この一方で、ツッコミ所の多い開発ルートも存在している。サイコガンダム→デストロイガンダムといった比較的納得の出来るものから、ギャン→ガンダムエピオンやスーパーガンダム→ダブルオーライザー(最終決戦仕様)(*9)のように、かなり強引な開発ルートも見られる。 捕獲できる機体は、一般兵が搭乗するものが中心のためあまり性能は高くないのだが、あるステージでは屈指の高性能機であるHi-νガンダムが捕獲可能(*10)だったりする。 キャラクター運用の幅が狭まった。 アビリティ「サポート」のあるキャラクターはユニットのサブパイロットか戦艦のサポートにしか配置できない。非戦闘員以外にも、ギレンやキシリア、チェーンやグエンなど、原作でパイロットや艦長ポジションだったキャラがこの枠に入れられているなど、人選には疑問が残る。 戦艦が購入できない。入手するにはコロニーレベルを上げなければならない。 一応、エターナルが地上に出せるようになったと言う変更はある。 総評 3DS初のGジェネということで期待も大きく、セールスは実に11万本にも及んでいる。 しかし蓋を開けてみると不満点がちらほら見られる作品となっており、特にボリューム面においては現状Gジェネシリーズの開発ラインがトムクリエイト一本であるという制作事情が如実に影響された形となった。 とは言えボリューム面を除けば従来通りのGジェネであり、各種演出やSLGとしての出来は悪くない一作である。 余談 本作ではどういうわけか、最序盤のステージに「ゲーム中最強の敵」が登場する。同ステージのゲストキャラクターが手出ししないよう忠告してくれる上、こちらから手を出さない限りは攻撃もしてこない。当然、放置してもクリアは可能である。 無敵というわけではないため、普通に撃破することも可能。無論、相応の戦力や戦略が必要となるが。 トムクリエイトは同年リリースの『WORLD』も手掛けており、順番に当たったとすれば、本作にあたった開発期間は実質1年にも満たなかった事になる。 このせいなのか、公式サイトなどの事前情報で前述のミスがあったり、機体名の誤植などがしばしば見られた。 なお『3D』以前に任天堂携帯機系作品を手がけていたヴァンガードは2007年の『CROSS DRIVE』を最後にGジェネ開発から離れている。 なぜか発売目前で、パッケージイラストがガンダムAGE-1ノーマル中心のものから現在のものに変更された。変更前のイラストは説明書の表紙に採用されている。 「先行参戦のため機体数が少ないのが原因ではないか」と推測されているが、真相は定かではない(*11)。 ちなみに次回作『OVER WORLD』でも、『AGE』のステージで妙なミスが見られた。詳しくは該当項目を参照。 次回作『OVER WORLD』では本作で追加されたシステムがほとんど採用されておらず、『WORLD』のシステムに差し戻されている。 ハードの違いにより、本作のシステムの採用が難しかったということも削除された要因としては大きいか。
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今日 - 合計 - SDガンダム Gジェネレーション ADVANCEの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時18分10秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/daisenryaku_portable/pages/17.html
大戦略ポータブル2 2006年12月14日発売 公式サイト http //www.genki.co.jp/games/strategy2/top.html 兵器一覧 シナリオ分岐 大戦略DS(任天堂DS用)と同一内容。DSの攻略Wikiはこちら→ http //www34.atwiki.jp/daisenryaku/pages/1.html
https://w.atwiki.jp/wiki15_ggeneration_portable/pages/52.html
Gジェネレーション オプションパーツ クリアステージ数はそのパーツが登場するようになる条件。 クリア数が達していない場合は、どれだけ頑張っても登場しない。 またクリア数が書いてないものでも条件付がありえるので注意。 ランク クリアステージ数 パーツ名 効果 プラチナ 初 Iフィールド BEAM射撃無効化 プラチナ 初 ネェルDG細胞 毎ターンHP/EN10%自動回復 プラチナ 初 ハイパー・ナノ・スキン 毎ターンHP20%自動回復 プラチナ 初 バリア・フィールド MAP兵器無効。 プラチナ 初 フィールドジェネレータⅢ MAP兵器の威力30%UP プラチナ 初 マグネットコーティング 攻撃/防御/命中/回避+5 プラチナ 5 大容量弾薬カートリッジ 実弾武器のEN消費50%OFF プラチナ 10 ネオガンダニウム合金 防御力+25 プラチナ 15 EXAMシステム 命中/回避+15、覚醒値+50。MP消費。 プラチナ 20 オーバーロードチップ 攻撃/防御/命中/回避+10 プラチナ 20 出力リミッター解除ユニットⅢ 攻撃+20、EN消費20%UP プラチナ 30 サイコ・フレーム改 覚醒値+60 プラチナ 30 ゼロシステム 攻撃/防御/命中/回避+15 性格変更 プラチナ 30 バイオ・センサー 覚醒値+40、反応+5 プラチナ 35 レアメタル 防御力+30 プラチナ 35 フェイズシフト装甲 物理攻撃50%OFF。毎ターンEN10消費。 プラチナ 40 バーサーカー・システムⅢ 超強気で発動 攻撃+30 防御-30 プラチナ 40 γグリフェプタン投与装置 反応/覚醒値+30 性格変更 プラチナ 40 バイオ・センサーⅡ 覚醒値+45 反応+5 プラチナ 50 黒歴史の記憶 攻撃+30 性格変更 プラチナ 50 バイオ・センサーⅢ 覚醒値+50 反応+10 プラチナ 60 アストナージ・エンジン 攻撃/回避+40。 プラチナ 60 カミーユの思念 覚醒値を100に固定する。 プラチナ 60 ピクトルエンジン 攻撃力2倍 消費EN2倍 プラチナ 全 アルティメットガンダム細胞 毎ターンHP/EN30%回復 プラチナ 全 プレミアム・EXAM 反応/回避/覚醒値+20 プラチナ 全 プレミアム・エネルギータンク EN消費50%OFF。 プラチナ 全 プレミアム・エネルギーパック ENが10%以下になると自動回復する。※使い捨て プラチナ 全 プレミアム・クラフトエンジン 地形効果による移動力の減少を無視。 プラチナ 全 プレミアム・サイコフレーム 反応+10。覚醒値を100に固定する。 プラチナ 全 プレミアム・ジェネレーター BEAM攻撃の威力20%UP プラチナ 全 プレミアム・スラスター 全ての地形適性1段階UP(ただし元々ない適性はUPしない) プラチナ 全 プレミアム・ナノ・スキン 毎ターンHP30%自動回復 プラチナ 全 プレミアム・バーサーカー 超強気で発動。攻撃+50、防御-50。 プラチナ 全 プレミアム・ブースター 移動+7 プラチナ 全 プレミアム・ラーニングマシン パイロットの取得経験値20%UP プラチナ 全 プレミアム・リング・サイコミュ 毎ターンMP10%自動回復。 プラチナ 全 プレミアム・ガンダリウム 防御力+35。 注)一部パーツとプレミアム~シリーズは全ステージクリア後のみ出現 ランク クリアステージ数 パーツ名 効果 ゴールド 初 簡易OS 射撃/格闘/反応+5 ゴールド 初 ガンダニュウム合金 防御+20 ゴールド 初 第三世代AI学習機能 ユニットの取得経験値30%UP ゴールド 初 デュートリオンビーム受信機 発信機を持つ戦艦から補給を受けられる ゴールド 初 テラ・ブースター 移動力+4 ゴールド 初 ビーム・ジェネレーターγ BEAM武器の攻撃力15%UP ゴールド 初 フィールドジェネレータⅡ MAP兵器の威力20%UP ゴールド 初 ミラージュコロイドシステム 敵に狙われにくくなる(強) ゴールド 5 8(ハチ) 回避+25 ゴールド 10 ALICE HP25%以下発動。防御+25 ゴールド 15 東方不敗流トレースシステム 格闘+20 ゴールド 15 バーサーカーシステムⅡ 超強気で発動。攻撃+20 防御-20 ゴールド 15 ラミネート装甲 BEAM1無効、BEAM格闘BEAM2半減 ゴールド 20 クェスの思念 覚醒値を50に固定する ゴールド 20 スーパー・ナノ・スキン 毎ターンHP15%自動回復 ゴールド 20 東西南北中央不敗流トレースシステム 格闘+30 ゴールド 30 ハウメアの護り石 命中/回避+20 ゴールド 30 ハマーンの思念 覚醒値を70に固定する ランク パーツ名 効果 シルバー テム・レイ手製パーツ 効果不明(命中/回避-5)&(攻撃/防御+1) シルバー ハイパージャマーシステム 敵から狙われにくくなる(中) シルバー エネルギーCAP EN消費10%OFF シルバー プロペラント・タンク EN消費15%OFF シルバー ラーニングマシンⅡ パイロットの取得経験値10%UP シルバー ラーニングマシンⅢ パイロットの取得経験値15%UP シルバー 第二世代AI学習機能 ユニットの取得経験値20%UP シルバー 耐衝撃性強化回路Ⅰ 最大HP10%UP シルバー 耐衝撃性強化回路Ⅱ 最大HP15%UP シルバー 耐衝撃性強化回路Ⅲ 最大HP20%UP シルバー パワーバッテリー 最大EN15%UP シルバー ハイパワーバッテリー 最大EN20%UP シルバー DG細胞 毎ターンHP、EN5%自動回復 シルバー ララァの思念 毎ターンEN10%自動回復 シルバー ナノ・スキン 毎ターンHP10%自動回復 シルバー 超高感度ディスクレドームⅡ EWAC範囲+4 シルバー 超高感度ディスクレドームⅢ EWAC範囲+5 シルバー ファーストニュータイプの思念 命中/回避+10 シルバー スナイパーセンサーⅠ 射撃+5 シルバー スナイパーセンサーⅡ 射撃+10 シルバー スナイパーセンサーⅢ 射撃+15 シルバー モビルトレースシステム 格闘+10 シルバー ガンダリウムα 防御+5 シルバー ガンダリウムβ 防御+10 シルバー ガンダリウムγ 防御+15 シルバー バイオ・コントロールシステム 覚醒値+20 シルバー サイコフレーム 覚醒値+30 シルバー バーサーカーシステム 超強気で発動。攻撃+10、防御-10 シルバー ショートレンジ・モーター 格闘系武器での攻撃時、命中+15 シルバー フィールドジェネレータⅠ MAP兵器の威力10%UP シルバー ビーム・ジェネレーターβ BEAM武器の攻撃力10%UP シルバー 高性能火薬 実弾武器の攻撃力20%UP シルバー 出力リミッター解除ユニットⅠ 攻撃+5、EN消費5%UP シルバー 出力リミッター解除ユニットⅡ 攻撃+10、EN消費10%UP シルバー 耐ビームコーティング BEAM1半減。BEAM格闘2割減 シルバー ブースト・スラスター 宇宙適正1段階UP シルバー ミノフスキー・クラフト 空中適正1段階UP シルバー ホバー・ブースター 地上適正1段階UP シルバー スケイル・エンジン 水中適正1段階UP シルバー メガ・ブースター 移動力+2 シルバー ギガ・ブースター 移動力+3 シルバー チョバムアーマー 防御+5、フルアーマーシステム付加 一部のパーツはクリアステージ数の条件がある。 ランク パーツ名 効果 ブロンズ ステルスシステム 敵に狙われにくくなる(弱) ブロンズ Eパック EN消費5%OFF ブロンズ 超高感度ディスクレドームⅠ EWAC範囲+3 ブロンズ バイオコンピューター 命中/回避+5 ブロンズ ラーニングマシンⅠ パイロットの取得経験値5%UP ブロンズ 第一世代AI学習機能 ユニットの取得経験値10%UP ブロンズ バッテリー 最大EN10%UP ブロンズ バリア・コーティング MAP兵器無効。1回のみ ブロンズ 携帯用ソーラーパネル 毎ターンEN5%自動回復 ブロンズ ビーム・ジェネレーターα BEAM武器の攻撃力5%UP ブロンズ ブースター 移動力+1 ブロンズ スナイパーセンサーⅠ 射撃+5 ブロンズ サイコ・コントロールシステム 覚醒+10
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「修正依頼」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。 SDガンダム GGENERATION-F 概要 評価点 問題点 総評 SDガンダム GGENERATION-F.I.F 概要(F.I.F) 余談 SDガンダム GGENERATION-F 【えすでぃーがんだむ じーじぇねれーしょん-えふ】 ジャンル シミュレーション 対応機種 プレイステーション 発売元 バンダイ 開発元 トムクリエイト 発売日 2000年8月3日 定価 通常版 7,800円限定版 9,980円(各税別) 判定 良作 SDガンダム Gジェネレーションシリーズ 概要 ガンダム作品が集結したGジェネ据置シリーズの3作目。 前作『ZERO』のインターフェースや要素を引き継ぎながら、様々な新要素、そして多くの新規参戦作品やユニット等、シリーズ最大級のボリュームを誇る。 評価点 とにかく膨大な収録作品数。アニメ作品やOVA作品などの定番はもちろん、本作にしか登場しないマイナー作品、本作を含むGジェネシリーズで知名度と人気を得て、後発のゲームにも出演するようになった作品も多い。 今作では、漫画や小説が原作だった『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』『機動戦士ガンダムF90』『機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91』『機動戦士クロスボーン・ガンダム』『新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』のシナリオが収録されており、BGMの新規製作やキャラクターのボイス収録が行われた。 特に『クロスボーン』は本作の発売以降、人気が爆発。『第2次スーパーロボット大戦α』にも参戦した。また、原作の漫画が再版され、続編も描かれている。他にも数多くのガンダムゲームに登場し、その知名度を大きく上げている。『第2次スーパーロボット大戦α』に参戦した際には本作の戦闘BGMや出演声優がほぼそのまま使われている。 模型誌連載だった『センチネル』、小説の『閃光のハサウェイ』は、後の『ガンダムバトルユニバース』『ガンダムアサルトサヴァイブ』のゲスト参戦時に、テーマ曲として本作の戦闘BGMがアレンジされたものが使われているなど、本作が与えた影響は大きい。特に『センチネル』は版権が複雑でアニメ化が絶望視されており、Gジェネのムービーは貴重な「アニメ」である。 漫画や小説ばかりでなく、SS用ゲーム原作の『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』のシナリオも原作ゲームに漫画・小説の要素をミックスする形で収録されている。 シナリオこそ収録されなかったものの、『SDガンダムGX』からトルネードガンダム、初代から出演していたライバル機から大きく遅れて主役機がようやく登場できた『ダブルフェイク』、忘れ去られていたSFCゲーム『CROSS DIMENSION 0079』、さらに『プラモ狂四郎』、『ガンダム・ザ・バトルマスター』、『機動戦士ガンダム ギレンの野望』と、他の漫画やゲームが原作の機体およびキャラクターも少しずつだが登場している。 さらに『SDガンダム英雄伝』から騎士ガンダムなども登場しており、出典の幅が非常に幅広い。さすがに『Gの影忍』『ブラスターマリ』『強化人間物語』『タイラントソード(*1)』は無理だったようだ。 シリーズ恒例のゲームオリジナル機体も収録。既存機の後継機、簡易量産型、原作アニメの資料にあった没案の利用など、設定が練り込まれたものもあり、後に他作品に登場した例もある。 『ギレンの野望』にノイエ・ジールII、『X』の外伝漫画『UNDER THE MOONLIGHT』にガンダム・ベルフェゴール、『SDガンダム外伝(*2)』にガンダムアクエリアスが登場するなど、外部出演も地道ながら実現しつつある。 Ξガンダムやペーネロペーなどの『閃ハサ』の登場機体は、本作の登場に合わせて原作からデザインがリファインされており、他のゲーム作品などにおいても同デザインで外部出演を果たしている(*3)。 なお、シリーズ通してゲーム最強の機体はギャグっぽいユニットが収まっており、初代最強はガンダムシリーズ恒例の小型マスコットメカ「ハロ」を巨大化させたMA。『ZERO』では「四角い死神」サイコロガンダム、今作ではハロがさらに凶悪になった化け物MA「サイコ・ハロ」が登場する。ゲーム中で最強のユニットは何なのか、歴代作品のどのガンダムなのか、どの作品から選ばれたのかは誰もが気になるところであり、あえて珍妙なユニットを配置する事で、どのシリーズのファンも公平に見ることができる。この路線は後のシリーズでは撤廃され、ラスボス用高性能機体のプレイヤー仕様版が最強ユニットになる場合が多い。 ステージ開始時に原作アニメと同じ声優陣によるタイトルコールが入るようになった。この演出は本作以降のほとんどの作品に受け継がれている。 『逆襲のシャア』『F91』のような劇場作品や『閃光のハサウェイ』『F90』のような非映像作品は新規にBGMと声優陣によるタイトルコールが用意されている。以降の作品でも、これらの作品のほとんどが本作のタイトルコールを使っている。さすがに曲はアレンジされていたり、声優が変更されている作品もある。 『ZERO』の「シチュエーションモード」から、任意の作品をプレイできる「マルチシチュエーションモード」に変更された。後の多くのシリーズにも引き継がれている。 『ZERO』では一年戦争の最中で他の作品のシナリオが『機動戦士ガンダム(1st)』に挟まっていたが、本作では独立したシナリオとなっているので作品ごとの通しでプレイできる。 本編はディスク3枚組にボリュームアップしたためシナリオの再現度も上がっており、『ZERO』では1シナリオのみだった『G』『W』『X』などのシナリオも完全再現された他、新規作品シナリオも多数用意された。 ムービー数、BGM数も増えている。特定の場面で発生するカットインなども追加された。 4枚目としてプレミアムディスクが付属。 初代と『ZERO』のCMやCGムービーの一部、PS2用ソフト『機動戦士ガンダム』のPV、ワンダースワンで発売された『GATHER BEAT』を元にした『SDガンダム GGENERATION Action Version』が収録されている。 そして4枚すべてに過去シリーズ同様、CDプレイヤーでの再生時警告メッセージが収録されており、そのすべてがガンダムの名場面のパロディである。 この警告メッセージは開発者の趣味でやっているとメッセージ中で公言されている。 経験値を溜めて機体をレベルアップさせる事ができ、膨大な数のユニットの中で完全に死に機体になっているものはほとんど無い。もともと派手で強力なユニットでオールスターチームを作るのも、個人的に好きなマイナー機体で戦い抜くのも自由自在。ぶっちゃけた話、格闘か連装ミサイルかサイコミュ兵器のどれかあれば何とでもなる。 ある程度強くなればそれほど問題にはならないが、格闘、連装ミサイル、サイコミュ兵器の無い機体のみでゲームを行うと少し難しくなる。とりあえず大抵の機体は格闘を所有しているので、戦闘機縛りなど相当選り好みしない限りは心配ないが。 格闘とサイコミュ兵器はテンションが上がれば上がる程ダメージ倍率が大きくなり、連装ミサイルは威力×弾数(大体2発~6発)なので他の武器に比べ全弾命中時のダメージが非常に大きくなるため、それ以外の兵器が霞んでしまう。例えば、「ジムスナイパーカスタム」というビーム兵器の射撃メインの機体を育てていくと、ダメージ計算式の関係でビームライフルよりもビームサーベルの方がはるかに強くなってしまい、スナイパーなのに敵に接近してビームサーベルで斬りまくることに…。攻撃回数の多いビーム兵器も存在するが、こちらはビームコートやIフィールドの影響をまともに受けてしまうため連装ミサイルよりも信頼度が低い。戦艦の砲撃以外は命中率は連装ミサイルより高いのだが…。 前作以前で強すぎたからか「必殺技」は、ただの「格闘」よりダメージ効率が悪く燃費も悪い上にMPも消費するという三重苦を背負った。特に必殺技の多い『G』のMF(モビルファイター)は必殺技を使わない方が強いと言われるほど。特に割を食ってるのは、格闘以外ほぼ必殺技しか無いゴッドガンダム。魅せ要素である必殺技を封印し格闘ばかりの主人公ユニットって…。 固定ダメージの電撃とランダムダメージの火炎のみ、改造しても攻撃力が上昇しない。この系統の武装しか持っていないアッグガイとキャトルの2機だけは、総数1,000機を超えるユニットの中で悲劇を背負っている。機銃しか装備していない戦闘機や前時代的な装甲車でさえ、鍛え抜けば超一流ユニットに変貌するにもかかわらず。 機体改造に制限が無さ過ぎて簡単に強いユニットが出来てしまう。特に、もとが弱い機体はレベルアップに必要な経験値も少ないため、あっという間に無敵状態に。ゲーム全体の難易度低下の要因になっている。 「最初は弱くても、育てると活躍する機体」を探して鍛え上げるというゲーム的な楽しみもあるにはある。 全ての武器であらゆる敵を一撃で破壊できるほど攻撃力が高くなってしまったユニットにとっては、弾数の多さだけが武器選択の着眼点となる。そのため、最後の最後には、νガンダムが最も多用する武器はフィン・ファンネルではなくバルカンであり、ゴッドガンダムが最も多用する武器は必殺の爆熱ゴッド・フィンガーではなくSFS・風雲再起に騎乗後のキックである。もっとも、そこまで育てあげるまでにフィン・ファンネルもゴッドフィンガーも思う存分に使いまくるはずではあるが。 消費MP設定ミスった?と思えるEx-Sガンダムのリフレクターインコムが非常に強力、他のサイコミュ、準サイコミュ兵器は使用するとMPを30程消費してしまうが、これだけがなぜか消費が10と非常に低いため、超強気の維持が楽で連発できてしまう。他の兵器では数発でMPが大きく低下するのに対し、こちらは数回に1体倒せば上げ直しが可能。 ゲームバランスを崩壊させてしまう面もあるが、強くしすぎた機体を絶対に出撃させなければならないという決まりはないので、簡単すぎると思えば出撃させなければいい。ついでに言えば、ユニットを育成する際には強化しきったユニットは邪魔でしかない。スパロボにおける「手加減」がないためダメージの加減が全く効かず、問答無用で落としてしまうため削り役にすらならないのだ。また、ユニットプロフィールをコンプリートするという目的のためには、すでに登録済みの機体に経験値を与える事は攻略の妨げでしかない。戦力向上のために改造ユニットを育てるか、プロフィール登録のために様々なユニットに経験値を分散させるか、選択の余地はある。「一周でプロフィールを何パーセント埋められるか」を目標にゲームを進めれば改造ユニットを使う事は有り得ないし、「一年戦争のジオン軍のユニットだけで全ステージをクリアする。プロフィール埋めは考えない」という形で進めるならHP 99,999のコロニーを一撃で沈めるザクIの姿を堪能できるだろう。 オリジナルキャラクターも増え、計64名が登場する。後のシリーズで定番になったキャラも多い。なおオリジナルパイロット達にストーリーはなく、「主役っぽい外見と能力と戦闘中台詞」というだけとなっている。 シリーズを通してオリジナルキャラクター最強の座に君臨するエースパイロットの青年マーク・ギルダー。真面目なヒロイン風のエリス・クロード。強化人間としての適性が高い少女レイチェル・ランサム。最高のNT能力を持ち格闘能力が極めて高い、主役風の少年ジュナス・リアム。外見、中身、能力全てにおいてまさに隊長・艦長の鑑と言えるゼノン・ティーゲル。お堅い性格だがなんでもできる優等生ニキ・テイラー。今作以降、毎回いろいろとマズい発言を繰り返すイワン・イワノフとクレア・ヒースロー。スケバンがお嬢様のふりをしようとして「お嬢様モドキ」と言われる独特な口調の女傑フローレンス・キリシマ。本来『ZERO』のシステムオペレーターだったのになぜか前線に配備されてしまい、艦内オペレーターとして起用すれば優秀でパイロットの才能は全く無いのだが、悲鳴をあげながら戦わされる姿が可愛いからとやたらMSに乗せられるラ・ミラ・ルナなどなど、「後のシリーズでも消されなかった名物キャラクター」を挙げるだけでも多士済々の顔ぶれ。 『NEO』以降では削られてしまい、今作までしか登場していないキャラクターも多数。特に「いかにもアニメ風のエースパイロットの少年少女ではない、普通の軍人のおっさん達」が大勢おり、もちろん強くはない(もちろん中にはブラッドやオールドタイプ最強の呼び声も高いオグマ・フレイブのような強力なキャラもいる)が、「未来の世界の最新型に立ち向かうジオン量産機チーム」を作るのには必須の存在である。いくらザクやドムやズゴックを揃えても、乗っているのがアムロやヒイロじゃ意味がない。またランバ・ラルや黒い三連星やジョニー・ライデンを揃えてみたところで、できるのは「夢のジオン軍エースパイロット軍団」であり「量産型で頑張る古参一般兵の野郎ども」ではない。このシチュエーションを堪能できるのは『F』までである。 近年のシリーズではプロフィール含めて細かいマイキャラクター作成ができるので一応、顔すらない一般兵プレイも可能だが、ここまで個性的なメンツを揃えるのはさすがに無理である。 多数の新システムの追加 小隊内の味方同士で連携できる「支援攻撃」 パイロットいらずで厄介だったMAP兵器「バグ」を無効化できるが、テンションは常に普通の「モビルドールシステム」、類似のシステムでほぼ同様だが部隊長かその搭乗機に特定の能力が無いと使用できない「Gビットシステム」がある。 育てたユニットでバトルロイヤルを行い、勝利すればキャピタル(資金)やオプションパーツが入手できるミニゲーム「ガンダムファイトモード」。 このモードでは『G』の語り部でもあるストーカーがフルボイスで実況してくれる。 カードダスやSDガンダム系のガンプラとの連動要素「黒歴史コード」。 10桁の数字で表されるコードを入力することで、面倒な設計・開発の過程をすっ飛ばしてユニットを生産できる。また、通常は特定のユニットに特定のキャラクターを乗せることで変化させるパイロット専用機も生産することが可能。 対象は機体だけでなく、戦艦、パイロットの生産や登録をすることも可能。 ただし、機体と戦艦のコードを使用するにはその性能に準じたテクニカルレベルが必要(戦闘機、ザクII、ムサイ等、性能が低いユニットはテクニカルレベル1。Hi-νガンダム、Wゼロ・カスタム、コロニー・レーザー等、高性能ユニットはテクニカルレベル10など)。キャラクターは全員テクニカルレベル1で登録できる。コードはカードやガンプラの説明書に記載されていたので、(コレクションし甲斐があるとはいえ)リアルマネーがかかるのが欠点だった。現在ではネット上の攻略記事にすべてが掲載されているのでなんら問題は無い。 ムービーのクオリティも高く、『初代』『ZERO』で気になった音割れも軽減されている。後年の『PORTABLE』にもほとんどが移植されている。 クリア後はディアナ・ソレルがフルボイスでナビゲートしてくれる「黒歴史の閲覧」で『初代』『ZERO』を含む全てのムービーが鑑賞できる。 ただし『初代』『ZERO』のムービーを鑑賞するにはそれぞれのディスクが必要。 問題点 「マルチシチュエーションモード」の序盤が、ある方法では(比較的)難しいが、別の方法だと楽勝になってしまう、という両極端で不安定なバランスになりがち。 好きな作品から自由に選べるのが本作の魅力であるが、「クリアしていない作品」を選ぶと、その作品を最後までクリアしないと別の作品を選ぶことができない。 「手応えのあるシミュレーション」がやりたいなら別だが、途中で詰まるとどうしようもなくなってしまう。 宇宙世紀シリーズから行儀良く順番に進めようとすると『1st』を選ぶだけでも罠になりかねない。水中、宇宙と様々なステージを転戦するため、機体が揃わないうちはかえって難しい。 『08小隊』は森林や山岳地帯で移動を制限され、『Ζ』『ΖΖ』は敵部隊の総数が多い上にMAP兵器・サイコミュ持ちも増えてくるなど、宇宙世紀序盤ほど難しく感じやすい。 逆に簡単な方法は、「強力な機体を入手できて、ステージが短い作品」を選ぶこと。 具体的には『逆シャア(νガンダム)』『閃ハサ(Ξガンダム)』『EW(メインのガンダム5機)』あたり。遠距離攻撃・SFS不要の飛行能力を備えていれば、怖いものはあまりない。 詰まる場合の救済措置ともとれるが、実際にこれをやってみると、一方的な蹂躙になってしまう。 序盤の不安定さを抜きにしても、全体的にシミュレーションとしての難易度は低い。 シナリオ数、ステージ数がとてつもなく多いため、ゲームの中盤を超えるとどのシリーズも楽勝になってしまう。 前作『ZERO』では時代順に進むため、40以上のステージを越えてきている事が前提で難易度調整されていた『V』後半の大激戦が、拍子抜けするほど簡単なものになってしまっている。ゲーム開始後すぐに『V』のステージに挑む場合もあるため、さほど難しくできなかったのだろう。 敵ユニットのAIが前作以前と同じで、全ユニット思考が極めて単純(*4)。気づいてしまうと確率に多少気を付ける程度の作業になってしまう。 前作はステージが進むほど攻撃参加する敵ユニットも増えて激戦になっていくが、今作はさほどでもないため、どうしても粗が目立ちやすい。特にWステージだと「射撃無効の第三軍量産ユニットに射撃武器を延々と撃ち続け、相手の反撃で削り切られて死ぬ敵軍量産ユニット」の光景を大量に見せられ、非常にめんどくさい。(量産機なので数が多い上、敵軍VS第三軍も戦闘前に毎回戦闘アニメーションON/OFFを聞いてくるので余計に時間がかかる) 自己責任の範疇だが、このゲームバランスを更に崩壊させるバグが存在している。 機体の生産にはキャピタルの消費が必要で、機体を解体して得られるキャピタルは生産時の半分と設定されている。これは黒歴史コードによる生産でも同様だが、「トーラス(白・MA形態)」のみ、設定ミスで0になっている。 白トーラスMAの黒歴史コードを入力→キャピタル0で生産→生産した白トーラスを変形させてMS形態にすると、解体時キャピタルが発生する。 これを応用すれば、どのシリーズもクリアすることなく、ほとんどのユニット登録をすることも理論上は可能(*5)。 ステージの構成が基本的にゲスト軍のみを操作するスタートイベント+本戦(ステージによっては前半戦+後半戦)となっており、前半はストーリーに沿った人物、機体によりストーリーを追う形に。後半は敵の数も増え、プレイヤーユニット参加可能なステージという構成が多い。 そこまでは良いのだが、スタートイベントでACE化したゲストユニットも本戦時にはLV1に戻っており、再度LV上げをしなければ生産登録出来ないという問題点(バグ?)があった。後半は違う機体のセンチネル2ステージ目等でも確認。 また、ユニットやキャラクターの育成主体になりがちなゲームで、育成のためにプレイヤー軍を投入出来ないスタートイベントを繰り返さなければならないのは少々退屈でもあった。 ゲストユニットのみでプレイヤー軍が参入出来ないスタートイベントではパワープレイは出来ず、ステージによっては詰め将棋的で難易度高めの物もあった。 敵を撃墜すると、もう一度行動出来るシステム「ボーナスステップ」(BONUS STEP)。 回数に上限が無く、発動させるとENが切れるまで攻撃出来るため、活用すると文字通り無双状態になり作業的になり易い。 自軍のターンの間に手が届く範囲の敵を一掃することが可能になるため、防御が死にパラメータになっている。さらに、キャラクターが成長していくと被弾確率も極端に低下するので、ますます防御が必要な場面が少なくなる。 1ターンに多数の敵を撃破していけるため、「多数の敵を攻撃できるが、経験点は入らない」という特性のMAP兵器が完全に死に兵器になっている。ただし、敵機を一撃で撃破できない程度の低威力のMAP兵器なら貧弱な機体のレベル上げのお供に、強力な威力のMAP兵器ならボーナスステップと併用して対戦での限界まで強化された敵機体の排除という使い方もなくはない。 このため最強武器がMAP兵器に割り振られている機体は、たったの4つしかない武装欄の1つが潰されているという悪条件を背負った機体になってしまったうえ、その機体の最大の特徴である武器が存在しないも同然となる。ビームサーベル以外の3つがMAP兵器になってしまったV2アサルトバスター(V2AB)はもはや悲劇である。 ΖΖガンダムやGP-02Aが、ハイメガキャノンやアトミックバズーカを使わずビームサーベルで一機ずつ雑魚を斬り倒していく姿は、確かに無双状態は楽しめるものの、何か違うと言わざるを得ない。 本システムは以降の作品でも継承されているが、SRPGとしてはあまりにも強力すぎたせいか、ランダム発動や回数制限などの下方修正を受けた他、名称も「チャンスステップ」に改められた。 また、本作ではMP使用武器でもMP減少タイミングが発射時から戦闘終了時に変更になった。これのお陰でMP使用武器でも超強気クリティカルを出せる…が、イベントにて超強気で登場するサイコミュ持ち敵機体が「超威力クリティカル+異常命中率+超射程」というどうしようも無い状況に。こんなのがボーナスステップで1ターンに何度も攻撃してくるのだからたまったものではない。『Ζ』のストーリーが異常難易度と呼ばれるのはだいたいこれが原因。 『∀』のシナリオが、全シナリオクリア後に選択できる隠しステージとして実装されているが、序盤を再現した1ステージしか用意されていない。 事前に説明がなかった点も批判されるが、本作の発売日が『∀』の放送終了から約4ヵ月後ということもあり、仕方がないとの意見も。 なお、ユニットはほぼ全て、キャラクターもギンガナムなどの主要キャラは収録されている。あとはステージを入れるだけだったのだが。 2ちゃんねる等の一部サイトで、データ解析によりステージやイベントキャラクター、専用台詞も存在していた事が発覚し、『F.I.F』の発売が判明すると「該当部分が解除される」等という憶測も出た。 トムクリエイトの公式サイトにあった掲示板で問い合わせる人が続出したが、何の通知もなく掲示板を閉鎖してしまう等トムクリエイト側の落ち度もある。 一部のシナリオはゲームの仕様的な問題で再現が中途半端なものがある。 例として『Endless Waltz』の最終ステージでは、サーペントとの戦いに参加していないWゼロ・カスタムやガンダムナタクも参戦し、ゼロによるシェルター破壊がイベントムービーではなくステージクリア後の一枚絵で表現されている。 これはシナリオ面では問題になるが、ゲーム仕様上はWゼロ・カスタムとガンダムナタクをACE登録出来るようにするための救済策となっている。 他にも敵首領のデキム・バートンを乗り込んだレディ・アンが射殺してしまっているなどの原作改変箇所が存在する。 戦闘に入るまでのロード時間が長く(*6)、BGMやSEの音質も悪い。BGMに関しては過去作にも言える事だが、版権料対策のためか変なアレンジがされているものが多い(*7)。 登場機体数(容量)を考えれば仕方のない事だが、前々作『Gジェネレーション』、前作『ZERO』から機体グラフィックが使い回されているユニットが多く、本作で新規に制作されたものとは大きな差がある。本作で描き直されたF90の1号機と初代Gジェネから流用されたミッションパック装着時などが顕著。逆に、ブルーディスティニー3号機の「システム起動」やνガンダムの「フィン・ファンネル」等、本作で新規制作された戦闘アニメは同時期に発売された『スーパーロボット大戦α』に勝るとも劣らない出来栄えである。 戦闘アニメそのものに目立つミスがある場合もあり、先に挙げたνガンダムの「フィン・ファンネル」はフィン・ファンネルの展開方法が間違っていることで有名。このフィン・ファンネルをはじめ一部の演出は後述の『F.I.F』にて修正されている。 特に酷いのはガンダムXで、シールドバスターライフルが常に右腕に装着されたままになっていて構え方がおかしい上に、代名詞たる「サテライトキャノン」は砲身を逆向きに展開してしまっているというとんでもないミスがある。TV作品の主人公機ということで注目度は低くないはずだが、残念ながら『F.I.F』でも修正なしである。 強化した機体の一部武器の威力が落ちる場合がある。 ガンダムヘビーアームズ→ガンダムヘビーアームズ改(*8)、ガンダムレオパルド→ガンダムレオパルド・D等。すべてに当てはまる訳ではないが、攻略本の機体一覧を見ると随所に散見される。 攻撃力低下とはやや異なるが、わずかな破壊力上昇と同時に大幅な燃費の悪化が発生し、運用上は後継機になる前の機体の方が扱いやすいという場合もある。 顕著な例としては『EW』のガンダムサンドロックカスタム(*9)で、射程1のヒートショーテルと射程1~2の低威力のバルカンしか持ってない。確かに原作でも武装はこれだけなのだが…。 後継機に改造すると武装が減って結果的に弱体化するという似たような事態が起こったとある作品と異なり、『EW』のガンダムデスサイズヘル・Cは主要兵装のバスターシールドが無くなったものの主力武器のビームシザースが射程1~3と前段階のガンダムデスサイズヘルと同程度の射程を確保できている。これは内部データ的に、後者はデスサイズ・同ヘル・同ヘルカスタムで違う武器を装備しているのに対し、前者はサンドロック・同改・同カスタムで同じ武器を装備しているという扱いのため(*10)。 オリジナルキャラクターたちが優遇されすぎており、原作キャラクターの扱いは微妙。 原作キャラクターでも最強クラスのアムロやシャアに匹敵する能力の持ち主が多数存在し、あまりに強すぎる。特にニュータイプのマーク・ギルダー、エリス・クロード、ショウ・ルスカ。ノーマルのオグマ・フレイブ、ラナロウ・シェイド、ユリウス・フォン・ギュンター、シス・ミットヴィル(*11)。彼らの他にも優秀なパイロットが大勢いるが、あまりの数からカミーユやヒイロやドモン以上の能力を持っているのに「能力不足のため」二軍送りになるほど。 戦力補充のために原作キャラクターをレンタルする必要がある場面はほとんど無く、原作キャラクターで戦いたい場合はわざわざキャピタルを減らして、レンタルする手間をかけ、オリキャラより明らかに弱い能力で戦う事になり、次のステージでも戦ってもらうためにはまたキャピタルを払ってレンタルしなければならない。経験値を与えて階級アップさせてもステージクリア後に次ステージに反映されず(*12)、原作パイロットに経験値を与える事ははっきり言って無駄。せめて継続雇用が可能でレベルアップが無意味にならなければ…。 前作と同じく該当キャラが登場するシナリオを全てクリアしないとレンタル出来ない、階級アップによるボーナスも微々たるもので実入りが少なすぎる、という欠点も受け継いでいる。 次回作以降はプレイヤーからの「歴代ガンダムキャラでオールスター部隊を組みたい」「アニメで見た事もないのに原作キャラよりやたら強いオリキャラなんていらない」という意見に応えたのか、原作キャラも継続雇用可能・普通にレベルアップしていくという仕様に変更されていった。 ムービーのクオリティは高く、数も多いがムービーが一本も無い作品も少なからずある。 『Ζ』のサイコガンダム登場シーンや『コロニーの落ちた地で…』のライノサラス発進シーンはすぐに終わってしまいムービーにする意味が小さい物もある。 また『V』ではなぜか『ZERO』にムービーであった「ジブラルタル攻防」のケイト・ブッシュが死亡するシーンが改めて新規ムービーになっている。何故同じシチュエーションのムービーがまた作られたのか。 「破損したマスドライバーをMSが支える」というシーンなのでマップ上の会話だけでは状況がわからず、カットインでも再現が難しかったからこのような措置になった可能性はある。 Disc1がキーディスクの役割を担っているので、Disc2~3のシナリオを遊ぶ場合でも、初めにDisc1を入れないとプレイすることができない。例外として各Discプレイ中のゲームオーバーからのロードは入れ替えが不要。 能力がALL1の「No-256」なる志願兵が加入するバグがある。詳しい発生条件はいまだ不明。 メモリーカードの消費ブロックが9。 ステージ間のセーブで2、ステージ攻略途中の中断セーブで7も消費する。予め空きブロック数を把握しておかないと、折角進めたのにブロック数が足りずにセーブができないということも。 余談だが、初代Gジェネと前作『ZERO』はステージ間で3、中断セーブで9の計12ブロックも消費していた。 総評 ユニット総数1,059は、『PORTABLE』(1,133)が発売されるまでシリーズ最多であった。 近年のGジェネが作品間の優遇・再現度の差など、どこかしら問題点を抱えていることもあり、「『F』をベースに作品数だけ増やしてほしい」といった意見もよく見かけられる。 『ダブルフェイク』や『SDガンダム ムシャジェネレーション』など、本作にしか参戦していない作品や後のシリーズには参戦していない作品も多数存在するため、資料的な価値も大きい。 数多あるガンダムゲームの中でも特に評価の高い作品であり、今から見るとUI周りに難を感じる部分はあるものの、ファンなら一度はプレイしたほうがいいだろう。 SDガンダム GGENERATION-F.I.F 【えすでぃーがんだむ じーじぇねれーしょん-えふいふ】 ジャンル シミュレーション 対応機種 プレイステーション 発売元 バンダイ 開発元 トムクリエイト 発売日 2001年5月2日 定価 3,800円(税別) 判定 良作 概要(F.I.F) 『F』を遊び尽くすための事実上の拡張ディスク。 主な遊び方として、キャラクターやユニットのステータスを経験値なしで上げられる(ただし相応のキャピタルが必要)、キャラクター専用機や特殊なイベント機体を生産できるなど自軍の強化が可能。 本作単体でもプレイできるように、歴代主人公キャラやライバルキャラ、女性キャラやオリキャラごとに構成されたスペシャルセーブデータが収録されている(*13)。これらのセーブデータは『F』でも使用出来る。ただし、本作ではステージに志願兵が登場しないので攻略するごとにオリキャラを増やすことはできない。 初代『GGENERATION』と『ZERO』のプロフィール100%(オリキャラ全員登録済み)のセーブデータも収録されており、「最初から全ユニットが生産できる」「好きなステージを遊べる」といったことが可能。 トムクリエイト開発のGジェネは原作をなぞる形で進めるゲームだが、本作ではタイトルにもある「IF」を描いた10の高難易度ステージが遊べる。 例としては「敵はすべて“ザク”の名を持つユニットだけのステージ」、「量産型(ジム、ギャン量産型、ビルゴなど)の機体が次々出現するステージ」、「敵が女性パイロットだけのステージ」、「歴代主人公キャラVS歴代ライバルキャラのステージ(*14)」、「敵が恐ろしく強化されたハロやサイコ・ハロ、サイコロガンダムだらけのステージ」等。 前述の「敵はすべて“ザク”の名を持つユニットだけのステージ」では、「プラモ狂四郎」がモチーフ。味方ゲストが狂四郎搭乗のパーフェクトガンダム、敵ボスがサッキー竹田搭乗のザク50とガンプラ世代なら落涙必至のシチュエーションである(細かい事まで言うと、パーフェクトガンダムとザク50の相性が悪すぎて狂四郎対サッキーの勝負をあまり楽しめないとかはあるが、とにかく入れてくれただけでも感謝である)。 他にも『0083』後のステージとして、ガトーの遺思を継いだカリウスがアクシズの核MSに乗ってジャブローを急襲したり、『X』の第七次宇宙戦争を題材にしたステージでは開始前イベントでジャミルのGXとランスローのフェブラルが戦ったりするなど、各作品のネタを拾っていたりする。 難易度が大幅に上がった「ガンダムファイトEX」の他、好きな条件下で設定した戦闘デモを鑑賞できる「バトルシミュレーター」、CGギャラリーやムービーコレクション、『F』のユニット・キャラクターを最初から全部閲覧できるパーフェクトプロフィールもある。 ガンダムファイトEXにはオプションパーツの他に、キャラクターの能力値を上げるなど、本作限定の景品が存在する。 バトルシミュレーターは背景、ユニット、キャラクター、武装の種類、命中の有無、攻撃ヒット時にクリティカルが出るかや、HPが0になっても撃墜させない、0でなくても撃墜させるといった細かい設定を付けられる。 選べるのは本作で生産可能なユニットとレンタル可能なキャラクター(と全オリキャラ)のみだが、『F』では再現不可能だった組み合わせも見ることが可能。特にカットインや各種フィンガーに設定された固有セリフを確認するのに重宝する。 カスタマイズルームでは専用機(シャア専用ザクII、ファルメルなど)やNPCユニット(ザクIIJ型、ドム・トローペン(キンバライト基地仕様)、アッザム(灰色)、ガンダムヘッドなど)が生産できるほか、キャピタルさえ許せばユニットやオリキャラを際限なく強化することができる(リセットも可)。非NTのオリキャラを強化人間化するのと同じコストでNTにすることもできるが、元に戻せないので注意。 他にもνガンダムのフィン・ファンネルの展開方法など、一部のグラフィックが設定通りに修正された。ただし黒歴史コードを使った白トーラスMAのバグは健在。 ムービーコレクションは「コロニー」「地球」「月」「宇宙」のテーマに沿ったムービーが4本収録されており、『1st』から『∀』までの歴代ユニットが登場するムービーは現在でも見ごたえがある。初代Gジェネ・『ZERO』『F』のディスクを用意することで各作品に対応したムービーが鑑賞できる。 パーフェクトプロフィールは機能が追加され、作品ごとにソートしたプロフィールを見る事も可能。データベース要素は『F』よりも増している。 本作だけでも遊ぶことはできるが、『F』とセーブデータを連動させることでその真価を発揮する。 余談 一迅社から『F』のアンソロジー4コマが発売されており、『クロスボーン・ガンダム』の作者である長谷川裕一氏自身が「久しぶりだよクロスボーン」というタイトルで寄稿していた…のだが、まさか本作が遠因となり後に続編を描くことになるとは夢にも思わなかっただろう。